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【画像】M-ON!「BABYMETALが東京ドームに降臨!初日RED NIGHTで描いた物語とは?【ライブレポート】」



M-ON!「BABYMETALが東京ドームに降臨!初日RED NIGHTで描いた物語とは?【ライブレポート】」

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BABYMETALが東京ドームに降臨!初日RED NIGHTで描いた物語とは?【ライブレポート】





http://www.m-on-music.jp/0000159528/





BABYMETAL

BABYMETAL WORLD TOUR 2016 LEGEND –METAL RESISTANCE– RED NIGHT



2016年9月19日@東京ドーム


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BABYMETALが9月19日と20日に3度目のワールドツアーの最終公演となるワンマンライブを東京ドームで開催した。

RED NIGHT(19日)、BLACK NIGHT(20日)と分けられた公演は2日間で現在リリースされている全アルバム楽曲を被りなしで披露、両日合わせて約11万人のファンが集結。

今回はその初日RED NIGHTの模様をお届けする。





TEXT BY 山村哲也

PHOTOGRAPHY BY Taku Fujii、MIYAAKI Shingo160927-YS-154601










国内最大級の会場東京ドームに帰って来たBABYMETAL



台風が近づく悪天候のなか入場すると、まず目に飛び込んできたのはグランド中央に作られた赤と黒で彩られたマザーシップのような巨大な円形ステージセット。

ドーム2階席の高さまでそびえ立つそのステージからはこれもまた巨大な棺型の花道が3方に伸びている。



BABYMETALで2デイズ、円形ステージ、棺といって思い出されるのは2014年3月の日本武道館公演だ。

このライブでメタルレジスタンス第1章を完結させたSU-METAL(vo、dance)、YUIMETAL(scream、dance)、MOAMETAL(scream、dance)、はラストで棺に収まり異国の地に飛び立っていった。

そこから3人は第2章、第3章と世界を回り、国や人種を超えたワールドワイドな日本人アーティストとして、この日国内最大級の会場東京ドームに帰って来た。









ライブは客電が落ちるとステージのビジョンにこのライブに関するルールと内容が告げられ、1曲目「Road of Resistance」のイントロが始まると約5万5千人の怒号のような歓声がドームを包み、映画「未知との遭遇」のデビルズタワーにも似たステージセット頂上から眩い光を浴びた3人が降臨した。






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RED NIGHTはメタルレジスタンス第4章をより深く感じられる









3人のパフォーマンスや神バンドの重低音サウンドに加え、頭上高くに作られた天空のステージや外周が回転する巨大円形ステージ他、仕掛けに富んだエンターテインメントで会場全体が煽られた本公演。
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この日は「シンコペーション」で美しいメロディとたたみかけるビートに合わせた3人の激しいダンスとSU-METALの切なく力強いボーカルに心を撃ち抜かれ、プログレッシブな楽曲をどのように見せるのか楽しみだった世界初披露曲「Tales of The Destinies」では改めて神バンドの演奏力の高さと、1曲の中でクールとキュートを見事に表現した3人のパフォーマンスの素晴らしさを思い知らされるなど、振り返ってみると全13曲中8曲が2ndアルバムからの選曲されたRED NIGHTはメタルレジスタンス第4章をより深く感じられる構成になっていた。








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MOAMETAL(scream、dance)





特に際立っていたのがSU-METALのソロ曲、「Amore -蒼星-」だった。美しいピアノの旋律からのシンフォニックで壮大なサウンドがドームに響き渡ると、天井を突き刺すような白い光が何本も放たれ、それまでの熱気とは違う荘厳な空気が会場を支配。ビジョンには突如真っ白な翼が映し出され、それを装着するようにSU-MATALの映像が重なると天空のステージに彼女が現れ祈るように凛とした声で歌い出し、心の底から沸き上がる地響きのような大歓声がドームを揺らした。

天から降り注ぐその歌声はまるで世界を救うディーバの言葉のように神々しく鮮やかで、彼女の表現者としての底知れなさに驚愕させられた。








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SU-METAL(vo、dance)





次の章でBABYMETALはどこへ向かうのか



RED NIGHTのラストソングは「THE ONE -English ver.-」。

入場時に配られオーディエンスが首に巻いていたコルセットが一斉に白く輝き出すと3方の花道の先端にメンバーが金色のローブをまとって現れ、光の海を渡る賢者のごとくそれぞれがゆっくりと中央のステージに進んで行く。少し涙ぐんだYUIMETAL、笑顔のMOAMETAL、口をぎゅっと結んで前を見つめるSU-METAL。

3人の表情がスクリーンにアップで映し出され、SU-METALのすべてを終わらせ次に繋げるような伸びやかな歌声が広いドームの中央からこの日集まったすべての人々の心に響き渡った。






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YUIMETAL(scream、dance)



「Please take us to the land of dreams(僕らのあの場所へ)」と「THE ONE -English ver.-」で歌われたあの場所は東京ドーム2日間では明かされなかった。次の章でBABYMETALはどこへ向かうのか、先を見守りたい。


















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この記事を書いた人

2014年にBABYMETALにハマり、2015年3月に総合情報サイト『BABYMETALまとめもりー』を開設しました。
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